【初期化→復元】3歳児がiPadのパスコードの連続誤入力で48年以上もロック解除不能に…定期的なバックアップを！

みなさんはスマートフォンやタブレットのロック設定はしていますか？セキュリティの観点から、ロック設定をしている人は多いと思います。パスワードをはじめ指紋などの生体認証や、近年では顔認証などに対応した機種も続々と登場していて、ますます便利な世の中となってきました。

スマホやタブレットの大切な情報を守ってくれるセキュリティ・ロックですが、解除するときには十分注意が必要です。パスコードの入力を繰り返し間違えてしまうと一定期間端末のロック解除が不能になってしまいます。

パスコードを連続誤入力してしまったことによって、48年以上もロック解除が不能になってしまったというツイートが現在話題になっています。

このツイートをしたのはザ・ニューヨーカーのライターでブルッキングス研究所でフェローを務めるエバン・オスノス氏です。一緒にツイートされたロック解除画面のスクリーンショットには「try again in 25,536,442 minutes」と表示されています。これは日本語に訳すと「25,536,442分後にやり直してください」という意味になります。

25,536,442分はどのくらいかというと、約425,607時間(17,734日)でありこれは約48.5年となります。つまり約半世紀前もの時間が経たなければi利用することができないことになります。

エバン・オスノス氏の場合、3歳の子どもがiPadをいじっていてそれがちょうどパスコード入力の画面で、パスコードの連続誤入力となってしまいロック解除が長期間不能になってしまったようです。

もちろん48年待てばロック解除が可能になりますが、それは現実的な話ではありませんよね。でもこうなってしまったらDFUモード(リカバリーモード)にして端末を初期化するしか方法はありません。初期化するということは端末内のデータはすべて消えてしまいますが、バックアップをとっていれば復元することは可能です。

万が一のこともありますから、定期的にバックアップをとっておくのは大切なことなんです。これはiPhoneやiPadのiOS機種に限らず、Android OS機種にも言えることです。ですから面倒臭がらずにバックアップをとることを習慣づけましょう。