被っているのはアレだけ。

まわりと同じだと安心するけど、それじゃ人生つまらないよね。他人と被らずに枠にはまらない生き方も、案外いいものだよ。

【平成プレイバック】平成31年間の思い出に残っている出来事・ニュースを個人的にチョイス!part.3《平成21年~31年》

今週のお題「平成を振り返る」

 

平成プレイバックの最初の投稿として、平成元年~平成31年までの31年間で各年に起きた印象的な出来事・ニュースを1年1つずつピックアップしたいと思います。

 

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前回の記事の続きになります。

 

randyk.hatenablog.com

 

 

平成21年(2009)「マイケル・ジャクソン死去」

アルバム「スリラー」で1億枚ヒットの金字塔を打ち立てたアメリカポップス界のスーパースター"KING OF POP"こと「マイケル・ジャクソン」さんが6月25日、50歳で急逝し、全世界のファンに悲しみが広がりました。ロサンゼルス市内の自宅で発作を起こし、呼吸停止のまま病院に搬送されましたが、心不全で死亡しました。死因をめぐっては、ロス郡検視局が麻酔薬「プロポフォール」と催眠薬「ロラゼパム」の複合投与によるものと結論しました。マイケルさんはスキャンダルからの再起を懸け、7月からの英ロンドン長期公演を控えており、このリハーサル映像はTHIS IS IT」と題して映画化され、10月に世界一斉公開されました。

 

平成22年(2010)「はやぶさ7年ぶり帰還」

小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日、7年におよぶ宇宙の旅を終えて帰還しました。地球と火星の間にある小惑星イトカワ」の微粒子の回収に成功し、世界初の快挙を達成しました。数々のトラブルを奇跡的に乗り越え、最後は大気圏に突入して燃え尽きた姿は感動を呼び、宇宙への大きな関心を集めました。はやぶさ本体から分離された耐熱カプセルはオーストラリア南部の砂漠に落下し、宇宙航空研究開発機構が回収して内部からイトカワの微粒子1,500個が見つかりました。小惑星の岩石は太陽系が誕生した46億年前からほとんど変化しておらず、地球の起源を解明する手掛かりになると期待されています。

 

平成23年(2011)「東日本大震災

3月11日午後2時46分、宮城県沖で国内観測史上最大のマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、同3時半前後には大津波が次々と沿岸部を襲いました。宮城、岩手、福島の3県を中心に死者は約1万5,800人、行方不明者は約3,500人に上りました。東京電力福島第1原発では電源が止まり、原子炉は冷却機能を喪失し、核燃料が溶け、1~3号機はメルトダウンが起きました。1、3、4号機は水素爆発により原子炉建屋が大破し、放射性物質が大量に放出される最悪の事態に陥りました。

 

平成24年(2012)「ロンドン五輪で最多メダル獲得」

8月12日に閉幕したロンドン五輪で、日本は史上最多38個のメダルを獲得し、国民は大いに盛り上がりました。大会終了後の東京・銀座でのパレードには、主催者発表で50万人が駆け付けてメダリストに声援を送りました。金メダルは7個にとどまりましたが、サッカー女子、卓球女子団体、アーチェリー女子団体で初のメダルを手にしたり、バレーボール女子やボクシング男子で久々のメダルに輝いたりするなど、幅広い競技で日本選手が活躍しました。レスリング女子の吉田沙保里伊調馨がともに五輪3連覇の偉業を達成した一方で、史上初の3連覇を狙った競泳平泳ぎの北島康介はメダルを逃し、お家芸の柔道男子では金メダルなしに終わりました。

 

平成25年(2013)「2020年夏季五輪の東京開催決定」

9月7日にブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京がマドリードイスタンブールを破り、2020年夏季オリンピックパラリンピックの招致に成功しました。東京は2016年大会に続く2度目の挑戦で、1964年以来56年ぶりの夏季五輪開催にこぎつけました。

 

平成26年(2014)「テニス錦織が全米準優勝」

男子テニスの錦織圭が9月、全米オープンで快進撃を見せ、アジア選手初の4大大会男子シングルス決勝進出を果たしました。決勝ではマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れましたが、準決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒しました。

 

平成27年(2015)「激増した外国人観光客の爆買い」

2015年1~11月の訪日外国人数は、日本政府観光局の推計で前年同期比47.5%増の1,796万4,400人に達しました。円安に加え、日本発着の国際航空路線の拡充、ビザ発給要件緩和などを背景に、過去最高だった2014年の年間実績を既に上回りました。訪日観光客が日本を訪れ、炊飯器やカメラ、薬、化粧品といった家電やブランド品などを大量に購入する「爆買い」も注目を集め、この年の「流行語大賞」にも選ばれました。

 

平成28年(2016)「熊本地震

4月14日午後9時26分ごろ、熊本県震源とする地震が発生し、同県益城町震度7を観測しました。地震の規模はマグニチュード6.5で、震度7が記録されたのは2011年3月の東日本大震災以来です。16日午前1時25分ごろにも益城町西原村震度7地震が起き、1995年の阪神大震災と同規模のM7.3を記録しました。連続した地震活動で震度7が2回観測されたのは1949年に震度6の上に7が新設されて以来初めてで、気象庁は14日の地震が前震、16日が本震との見解を示しました。地震による直接死と関連死を合わせた死者は150人を超え、住宅被害は約17万8,000棟に上り、うち約8,300棟が全壊しました。熊本城も天守閣の屋根瓦が剥がれしゃちほこが落下するなど、大きな被害を受けました。

 

平成29年(2017)「九州北部豪雨」

7月5~6日を中心に台風3号と梅雨前線の影響で「九州北部豪雨」が発生し、福岡・大分両県で死者38人、行方不明者3人となりました。台風3号は九州北部を横断し、気象庁は5日に両県に大雨特別警報を発表しました。大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き、大量の流木で家屋や鉄道の鉄橋などが流されました。台風は5号が8月7~8日に近畿・北陸を縦断しました。秋にも日本列島への上陸が相次ぎ、18号が9月17~18日に九州南部と四国・近畿・北陸を縦断したほか、21号が10月23日に東海と関東を縦断しました。

 

平成30年(2018)「オウム松本元死刑囚らの刑執行」

法務省は7月6日、オウム真理教元代表松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚と元幹部6人の刑を一斉に執行しまそた。同26日にも、元幹部6人の刑を一斉執行しました。1995年3月に発生した地下鉄サリン事件から23年余を経て、一連の教団事件で死刑が確定した13人全員の執行を終えました。

 

平成31年(2019)「新元号・令和」

 

政府は1日午前の臨時閣議「平成」に代わる新しい元号を「令和」(れいわ)に決めました。菅義偉官房長官が記者会見で墨書を掲げて公表しました。出典は日本の古典「万葉集で、中国古典ではなく日本の古典から採ったのは確認できる限り初めてのことです。天皇陛下の退位に伴い5月1日午前0時から新元号「令和」に切り替わります。なお「令」が元号に使われるのは初めてです。

 

▼part.1《平成元年~10年》はコチラ

randyk.hatenablog.com

 

▼part.2《平成11年~20年》はコチラ

randyk.hatenablog.com