【改元詐欺】「元号が変わるのでキャッシュカードを交換する必要がある」など要注意!
「もうすぐ元号が変わるので、キャッシュカードを新しいものに交換します」
来る5月1日の改元を前に、その改元を利用した新手の詐欺事件が増えているようで、警察や国民生活センターが注意を呼びかけています。
僕の住む埼玉県でも2月中旬頃に改元詐欺被害があったようです。注意喚起のため急遽ブログに掲載しておきます。
改元詐欺に遭ったのは埼玉県上尾市の70代女性で、市役所職員を名乗る男から「還付金があるので口座を教えてください」と電話があったそうです。その男の話を信じた女性が口座を開設している金融機関などを教えると「元号が変わるのでキャッシュカードを交換する必要があります」と言われたようです。女性は自宅を訪れた男にキャッシュカードを渡してしまい、現金約90万円を引き出される被害に遭ってしまったそうです。
同様の手口は埼玉県だけでなく全国で複数件確認されていて、役所職員や銀行員、保険会社職員を名乗って連絡をして、「還付金の手続きをするのに元号が変わるためカードの交換が必要だ」と説明するパターンが多いようです。
改元詐欺は電話だけでなく書面を使ってだますケースも発生しているようで、50代の女性に対して全国銀行協会という実在する団体の差し出しで「元号改正による銀行法改正のためカードを交換する」との書類が送られてきた事例もあるようです。返信用紙に暗証番号を記入してカードと一緒に送り返すよう書かれていたそうで、女性は口座番号を記入し返信してしまったそうです。
改元という日本にとって歴史的なイベントを利用した詐欺は、同じ日本人として許せないことですし、日本人として恥ずかしいばかりです。このような改元詐欺に遭うことがないように、ぜひ情報を拡散してみんなで騙されないように注意し合いましょう。