【こころの病気】10連休明けの「五月病」に要注意!GW後半から徐々に生活リズムを戻すべし!
「平成」が終わり、新時代「令和」が幕開けした今年のゴールデンウィークですが、10連休という人も多いのではないでしょうか。そんな超大型連休も折り返し地点となりました。ゴールデンウィーク明けに心配されるのが「五月病」です。まして今年は例年以上の連休ですから特に注意が必要です。今回はそんな「五月病」についてまとめてみました。
「五月病」とは
新年度の4月に進学・就職・一人暮らしなどによって生活環境が大きく変化した人が、やる気があるもののその環境に適応できないでいると、人によっては「うつ病」に似た症状が出てしまうことがあります。これが5月のゴールデンウィーク明け頃に起こることが多いことから、俗に「五月病」と呼ばれています。医学的には「適応障害」や「うつ病」と診断されます。
「五月病」の発症例
進学や就職などでこの春から生活環境が大きく変化した人の中で、新しい生活や環境に適応できないまま大型連休に入ってしまうと、ゴールデンウィーク中に疲れが一気に噴き出してしまいます。そして長い休みの影響で学校や職場へ行くのが嫌になってしまうなど、ゴールデンウィーク明け頃から理由不明確な体や心の不調に陥ってしまうのです。実際に「不登校」の相談もこの時期に増えています。
「五月病」の主な症状
- 「抑うつ」…気分が落ち込む
- 「無気力」…やる気が出ない
- 「不安感」…友達ができるか心配
- 「焦り」…早く仕事を覚えないと
- 「不眠」…緊張して眠れない
- 「疲労感」…登校・通学するだけで疲れる
- 「食欲不振」…むしろ吐き気がする
「五月病」にならないために
気分転換をしてストレスをためないよう心がけるようにしましょう。カラオケやボーリング、サイクリングやハイキングなどがオススメです。美味しいものを食べたり、お酒をたしなんだりもいいでしょう。ただし、摂食障害や急性アルコール中毒などにならないよう摂取量に注意です。進学前の友達など以前の環境の人と会うのも効果的です。僕のオススメは、何でも話せるような仲間と温泉やスーパー銭湯などで体を癒やすことですね。